岩手県雫石町では、古くから食用として米の生産が盛んに行われてきました。
また、米を採取した後の稲わらは、草履、ごんべ、しんべなどなどの履物、しめ縄や宝船といった日用品や芸術品に用いられるなど、米と稲わらは私たちの先祖の生活には欠かせないものでした。
米は未だ食用を目的として生産されますが、米の生産と共にあった日用品や芸術品を制作する文化や技は今や途絶えようとしています。
食べる、生活する、作り楽しむ、という米と稲わらを通した一体の文化の素晴らしさを継承すべく、稲わらを材料とした伝統的な生活用品、芸術品の制作と、稲わらを用いたアート作品の制作に取り組んでおります。
より多くの方々へ米と稲わらの素晴らしさと温もりを伝えていきます。
わら細工が出来るまで

作品によってわらの種類を分けているため、稲は3種類を植えます。

赤米(古代米)、おたの神様、もち米


実がならないうちに稲を刈り取り、はせがけをして稲を乾かしていきます。


脱穀機などは使わず、昔からのやり方で全て手作業で丁寧に行なっていきます。


一つ一つ丹精込めて作品を製作していきます。

一つ一つ丹精込めて作品を製作していきます。
わら細工作品一覧










当工房には、多くの作品を展示・販売いたしております。ぜひご来店いただき、お手に取って、作品の温かみを感じていただけたらと思います。
ご来店を心よりお待ちいたしております。